まちづくりと新東名

月光乾麺

2012年02月03日 19:42

 今日はまちづくり協議会の打ち合わせ会がみおつくし文化センターであった。実は2月18日のまちづくりフォーラムのパネラーの一人になってしまって、その討議事項の打ち合わせをしに行った次第だ。
 その中でコーディネーターの方が2,3のNPOの活動の事例を紹介をした。更に今度開通する新東名が浜北から引佐周辺がネクスコの最大限自慢できる箇所だという話が出た。その事を箇条書きにあげれば以下のようになる。

1.引佐ジャンクションは自然の地形を生かした構造でぐるぐると山ひとつを囲むように回って本線に出る。そういう所は他に類をみない。
2.浜北付近では最大5kの直線区間があり、それも珍しいことだ。
3.フルーツパークのサービスエリアは南国をイメージした作りになっていて人気スポットになること請け合いだ。
4.自然との調和という点では騒音防止の側壁も透明アクリル板を使ったり、道路を照らす照明もミカン等の農作物への影響を考えLEDを使用したスポット照明だ。

 等々お話をしてくれた。聞きかじって慌ててメモしたので、多少の聞き違いがあるかも知れないが大方こういうことだった。
自分はこのICの立地を考えるとき、なぜ本線上に作らなかったのか?1番にあげた山をグルグルまわることについてもロス時間から連絡道路上の浜松いなさICを利用する人は少なかろうとマイナス面でしか捕らえていなかった。
 ようは自分たちが今度の出来るインターに対してどのような取り組みをし、活用し本題であるまちづくりを考えようという提案だと思う。

方向性としては何も文句の付けようがない提案ではあるが、ここでもマイナス思考が過ぎってしまう。それを誰が考えるの?地域の人が考えると言っても、机上の空論になってしまってしまうのではと、引いてしまうのは私だけだろうか。行政に向かって有効活用を陳情することはあっても自分たちが参画したまちづくりとしては捉えていなかったのである。

 地域協議会に代わる 新たな組織作りの必要性から、まちづくり協議会。そして市民協働の形で進めて行く姿はおぼろげに理解するのだが余りにも荷の重いことだ。パネラーで一時を取り次ぐのは何とかなるのだがその先が問題だ。

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