くらしやすいまちづくり委員会
地域協議会終了後に代わる行政との連絡調整機関を検討する会議がここ引佐多目的センターであった。多くの意見としては、なんらかの組織を任意に立ち上げて、行政機関に伝えたり、意見することがないと、その地域は埋没してしまうのではというものだった。
自治会組織はあるものの、別の角度から見て、行政機関とのパイプ役を果たす役目も担う組織というわけだ。
本日(23日)の静岡新聞紙面にも水窪地域でも同様な悩みを抱え市町村合併のしこりと題して記述があった。かつて山間の行政マンは何でも屋との呼び名で住民から親しまれていた、うんぬん。と同時におんぶでだっこからの脱却等昨日我々が話した内容と一致するところが多かった。
先の震災担当大臣の話を例にとって、「知恵を出さないやつには何もせん」発言と似たような考えが行政サイドにはあるのではないか?このことは一見、先進的な行政手法でおんぶでだっこ型の従来のスタイルから脱却を促進するにはいいように見える。しかし何もせん人たちのことを感じ取ることが出来る行政であるべきではないかと思う。
民のかまどから、たなびく煙を見て民の暮らしぶりを知る、行政的センスをもう一度取り戻して欲しいと願いつつ、やはり知恵を出す機関を創造しなけらばならないと意見を申し上げた。
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