おんな城主直虎の位牌
前々から村人から言い伝えられた直虎の位牌が晩年を過ごしたと言われる妙雲寺にあった。当たり前と言えば当たり前のことだが暫く無住のお寺で1年に盆と彼岸と檀家のお葬式くらいしか戸が開かないお寺だったから目につくことが無かったからだろうか?
この度降ってわいたように「おんな城主直虎」で一躍脚光を浴びることになって日の目を見たわけだ。私もこのお話を聞いて、にわか歴男として拝見させて頂いたが年数を感じさせない、しっかりとしたものだった。正面には当然戒名が書いてあるのだが「祐圓大姉」とはっきり読み取れる。まさか後の世に作り直したものでないと思うが貴重なものを拝見し徳をしたような気持になった。
もう一つの位牌には前住職南渓の文字が書かかれているので直虎は城主を退いたのち、この地に龍潭寺の支店(末寺)を出して僧職に復帰したのではないだろうか?晩年を過ごしたのではなくて村人のためにもう一働きしたとなればドラマの展開が気になるところだ。
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