軒花
我が町 引佐町は井伊谷の二宮神社のお祭りが来月8月4日5日と開催される。本日はこの時の打上花火を賄うための特別寄付を頂きに班内を回った。
昔は余興の部は祭り青年に任され、したがって特別寄付も青年会の手によって集められたが、最近は自治会の中で屋台組を編成し、寄付集めを行うようになった。
若い人がお祭りに興じたり、使命感を持って活躍した時代は過去の語り草となり、その影響が老骨に鞭打つ結果となり、こうして寄付集めから、屋台の運行まで行うようになったのである。
少子化と娯楽の多様化など考えられるが、ようは時代の流れなんだろう。しかしそう言ってしまえばそれまでで、地域に根ざした人材を育てるためにも祭り青年会を復活してほしいものだと思っている。
軒花は寄付金の多少に関わらず、3本をお礼の印において来るのだが、この花とてお祭りの日に飾る家も少なくなって年に一度のお祭りも存在感が無くなって来た。さりとて年に一度の地域の人々の絆を深める最大のイベントであることに間違いはないことだ。今年の前半はじの神様に祟られたが、傷も癒えた事だし、もうひと働きがんばりたいと思っている。
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