二宮神社祭典迫る
引佐町は井伊谷地内の各箇所にご覧のような案内板が建った。
恒例の二宮神社の祭典を8月6日7日に控え祭り青年会が立てたもので細江警察署の指導によるものだ。当地は国道257沿いにあるため、屋台の引き回し等が交通の妨げにならないようにと事前に告知するわけだ。
少ない予算で祭りも行っているので、他地区の看板屋さんが作ったものとは違い手書きになっている。見た目にはパットしないが後2週間後に迫った祭りをPRするにも一役買っているようだ。
この二宮神社は南北朝の時代、南朝方で活躍した宗良(むねなが)親王を祭神としている。長い戦に明け暮れ全国を転戦したあげく井伊谷の地で生涯を閉じたされている。その命日が8月9日とされ、近年になってからはその前の土曜日を宵祭り、次の日を本祭としている。
又、時代は変わって戦国の世、井伊谷家の頭領、井伊直盛公も桶狭間のいくさの折、戦死をしここに祀られている。このことは余り知られておらないが、井伊家の騒乱の時代を知るお宮でもある。
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