レトロ看板

月光乾麺

2006年10月15日 14:08

井伊谷の野末酒店にはお宝がある。地図はこちら月光乾麺の名の下、このブログを書いている店主が

生業をしている店である。その店先に今日のレトルト食品の先駆者であり今もその王者に

君臨する大塚食品のボンカレーのホーロー看板が掲げられている。



今は取り扱いをやめて看板のみになってしまったがレトロな井伊谷の町並みに合わせるか

のように松山容子さんが微笑んでいる。

最近は遠州夢倶楽部のキーマカレーや姫カレー、なつかしの学食カレー浜商カレーを

扱っているがそのPRに一役買っていただいている。

井伊谷の町並みはバンドマスター兼トランペッターで浜蔵ブロガーComma氏の親父さんに

描かれている。また先日の十六夜の日、夜の町並みとお月様を撮ってみた。当店がこの写真

の中に入っていないがComma氏の親父さんが描いたアングルとほぼ同じである。夜の井伊谷

もなかなか捨てがたい。



さて、このボンカレーの看板は大塚食品時代のものと大塚グループ・大塚食品の時代の

ものがあるが、後期の昭和48年に作られた看板はオロナミンCの後期と同じく、陽に当ると

褪色してしまう欠点があるようだ。したがって初期のものより年代は新しいが、値が付く。

未使用品や褪色していない看板には相当のプレミアが付くと予想されるお宝なのである。

ちなみに当店のは保存状態はそこそこにいいと思っている。

先日不埒なやつがいてオロナミンCの黄金バットバージョンが盗まれた。今は昭和30年代から

40年代ブーム。団塊の世代がガキ大将の下、町のあちこちを飛び回っていた時代を懐かしく

振り返るときレトロな看板も重要なアイテムだ。きっとそのような思いがあったのか、お宝狙いの

悪党か?

しっかりと管理しておけばと悔やんでいる。昭和に触れて見たい人は是非、井伊谷の町を訪れて

ほしい。これからもレトロな情報をお伝えしたいと思っている。

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