
ずうずうしい女に遭遇した。先日の身延線の出来事だ。
帰りの列車は混み合っていた。市川大門という駅で甲府からは5番目くらいの駅だったので席はほとんど埋って、立っている客もあったほどだ。荷物を空いている席に置いている50前後の女性客がいたので「ここは誰か来ます?」と尋ねた。するといやいやそうに「疲れている。だれも来ないが長旅なのでゆっくりしたい」と言って荷物はどけられないとの事だった。
中年おじさんの相席をうまく断ったのか、道徳心のない女性かは定かでないが、楽しい旅行の気分は吹っ飛んでしまった。私も妻同伴であったから、女性のとなりに座ることなど考えてもいないし、先方もそれらも確認していたようだし、どうも後者のほうらしい。
幸いすぐ後ろに、やはり空席に荷物を置いた学生に荷物を退けてもらい座ることが出来た。益々混み合って来て、老人や子供連れまで、乗り込んで来たが、いっこうに席の荷物を退けない。まるで自分が一番疲れているといったそぶりが伺われる。そうこうしている間に携帯で何か話始めたりした。
若いギャルならいざ知らず非常識人間が増殖していることを危惧する次第だ。こんな時、何かやっつけるいい方法は無いものかと考えさせられた。