
先週の土曜日のことだが「浜松市北区地域安全総住民大会」に出席した。昨年まで旧引佐郡3町が集まって行っていた大会を政令市以降後北区全域を対象に発展させ行われたものだ。
会場は三ヶ日町の猪鼻ホールで推定300人くらいの参加者があったと思う。昨年まではマイクロバス等で送迎をしてくれたので自治会長さんや我々地域協議会委員などの役職にある者は動因を余儀なくさせられた。今年はそれぞれに出向いたので、そういったことから参加者が減ったと思われる。但し新しく加わった三方原、都田地区の人数と合わせれば丁度良かったということだろう。
こちらの方面から来た人たちの小声で話す会話の中に、「何でここまで北区なんだろうか?}「それぞれの町にバスがあるんだ?」と旧引佐郡の中に居ては判らないことが再認識された。北区の一体感はこれから長い道のりで形成されて行くが、そのスタート地点にたった思いがした。
大会はいつものパターンで意見発表、大会宣言と進んで2部のアトラクションに入った。暴力団の卑劣な活動から立ち上がり解決に至った模範映画「シャットアウト」が上映された。暴力団の怖さを知ると共に勇気を出して立ち向かわなければならない事を改めて思い知らされた。
最後に県警音楽隊のブラスバンドの演奏とバトンガールズの妙技に拍手を送った。デジカメを持参してくれば良かったと思うほどすばらしいピアエンジェルスのバトンさばきだ。後半、乗りのいい曲に手拍子をバンドの皆さんから誘われたが会場内の反応が遅くパラパラの状態だった。同じく最後の手を振る動作も反応がなく、バンドの人たちも諦めた様子だった。年齢層なのだろうが、はたまた充て職でしょうがなく参加したせいだろうか?この時、皆が乗って来て手を大きく振りかざせば最後に盛り上がったことこの上ない。ブラスバンドに酔いしれて乗ることはご法度でないはずだがやはりお堅い集会なのだ。内容的にはすばらしい大会だったにの残念な思いだ。数年後には北区民がこういった時に乗りのいい反応を示せるような間柄になる事を祈っている。