
きらっと市場では手作り石鹸を販売している。
きらっと市場は新鮮地場農産物と五平餅の販売で有名だが、実はもう一つの顔を持っている。それは環境問題に取り組んでいることだ。それは上質古紙とトイレットペーパーの交換と食用廃油のリサイクル運動を展開していることだ。どちらも地球にやさしい環境対策の啓蒙活動として地域女性団体きらっとさんが取り組んでいる。それらのデモンストレーションの場としての役割を担っている。
であるからこの石鹸は何?と聞かれれば丁寧に答えてくれる。売るだけのお店ではないのである。この食用廃油で作った石鹸は、靴とか襟元のよごれの激しいところに使用すれば効果はてき面だ。リピーター客もあることから、その効力は実証されていると思う。ちなみに下記に造り方を教えて頂いたので載せておこう。
とても面倒そうなのできらっと市場で購入されることをお勧めする。
材料 カセイソーダ(フレーク状) 500g
水 ⅠL
食用廃油 3.5L
用具 18L空き缶 (食品が入っていたものがベスト)
計量カップ 2個
木の棒 1m位
ゴムヘラ
軍手
覆うもの(むしろなど)
作り方
①缶の中にカセイソーダを入れ、分量の水を静かに加え、棒でかき混ぜる。
熱くなるので軍手をつけて注意して行う
②カセイソーダが解けたら、直ちに廃油を静かに入れながら、かき混ぜる。
キャラメル色でとろりとしてくる。
③15から30分くらいかき混ぜると固まりかけてくるので、型に流し入れて
ならす。上にむしろをかけておく。
④個化したら(翌日~5日くらい)適当な大きさに切る。
注意事項
カセイソーダは劇薬なので、買うときは印鑑が必要。また化学反応で
発熱するので、やけどしないように注意する。
廃油は汚れが強いものの方が固まりやすい。(お惣菜屋さんとか
豆腐屋さんから分けてもらえばいい)
どんな油でも4~5日経てば固まる。