新緑のいなさ湖畔を訪れた。緑の木々に混じって今年もスイカズラの花の蕾が姿を見せ始めた。きれいな純白の花弁が新緑の中から覗く様はかれんで写欲をそそる。タイトル画面のスイカズラは昨年のもう少し遅い時期の銀から金へと変化していく頃のものだがこれからその変化が楽しめる季節になる。
周りの山々が緑一色に染まり連休の家族連れで賑わった、いなさ湖畔は静けさが戻ってきた。これから益々緑が激しく萌える初夏の一番いい季節を迎える。週代わりで花の主役が代わり植物ファンにはうれしいことだろう。
さて我が身が痛風持ちと言う事はブログの読者なら周知のことだろう。痛みの挙句に一歩も踏み出せずに苦労したこと、病院通いのことなど、時々書いた経緯があるからだ。私の場合、ビールこそ飲むがそれほど暴飲、暴食をするわけでもないので、不思議なことだったが、思い当たる節は尿の出が悪いことだ。前立腺肥大の傾向があって、そうなのだが心配して癌の検査をしたほどだ。
プリン体の多い食材の制限とか、水の多飲とか努力の結果まずまずの結果をみた。もっとも薬の療法にに寄るところが大なのかも知れないが自分の努力にも多少あったようだと思っている。
話が前後するが、これらを改善するにあたりスイカズラが効くらしい。このことについては
イー薬草ドットコムに詳しく書いてあるので参照願いたいが忍冬酒を販売している手前自分でも人体実験を行っている。結果は薬が効いたのか忍冬酒が効いたのかは定かでないが改善方向にあることは間違いない。
いなさ湖畔の断崖絶壁で希少なスイカズラを探すより、買って来て飲むほうが安くて安全だ。もっとも野山に入って山野草をバサバサ刈り取ること自体ご法度なことだからやめてもらいたいが興味のあるかたは是非とも飲んで試してほしい。スイカズラの本来の自然な甘さと脳裏に僅かに感じる苦味のコラボレーションが大人のお酒を感じさせる。これを引き出すのは何といっても本格みりんの伝統を守り続けた三河みりんをベースに仕込んだことだ。味としては嫌味のない甘口のカクテルを連想してほしいが、まさに天下泰平の世を築いた徳川家康が愛飲したお酒に遭遇できるのである。