
全天候型しめ飾りを考えてみた。正月を迎えるに当って当店の裏山にある城山稲荷神社のしめ飾りを取り替える。このしめ飾りのヒラヒラが風雨にさらされ3、4日でちぎれてしまうのでこまっていた。神社の中ならいいのだが、鳥居に付けたヒラヒラは屋外に取り付けるので、そのような結果になるのである。
そこで和紙を使用せずに一工夫してみたのが、地酒の巻紙だ。昨日公民館で折り方を教えて頂いたので後は材質のみを工夫した次第だ。
地酒の巻紙は最近は袋状になっていてビニールの繊維が織り込んである感じだ。酒通の方ならば1升ビンに巻いてある半透明の白い巻紙を想像して頂きたい。この巻紙は始めは長方形の筒状になっている。両方の端を切り落とし半分にするば2枚とれる。写真のように切り目を入れて前に、前に折って畳んで行けば出来上がりだ。だいたい15cmほどの切れ目で幅を3cm4cm5cmくらいにすればヒラヒラらしく見えてくる。
こうして2枚の巻紙があれば4つのヒラヒラができるのでそれをしめ縄に挟み込むように取り付ければいい。この地酒用の巻紙はどこの酒屋にも置いてあるので、お神酒を買ったついでに譲ってもらえばいい。当店の場合何十枚もならお金を頂くが2枚程度ならただだ。今度の日曜日に全天候型のヒラヒラをつけた、しめ縄を取付けたいと思っている。