
石垣島からジェラードを取り寄せた。石垣島観光に行った折、その美味しさのあまり、もう一度取り寄せてみたくなるほどの逸品だそうだ。実際私自身は石垣島に行ったことがないので本物のそれを食べたことがない。人づてに聞いて食べて見たくなったのである。ミーハー族的な衝動買いとは違って本物を嗜好する大人の挑戦だ。我が遠州夢倶楽部の三方原ポテトチップスも送料まで使って全国各地から買ってくださるお客様がいるが、そういう気持ちになって体験してみた。
石垣島からは直接の航空便もなく、まず船便、つぎに沖縄から航空便として来るのであるから相当輸送コストがかかる。300円くらいのジェラードを500円にして頂くわけだから実際理解に苦しむ方も多いだろう。石垣島まで行って食べたと思えば安いが、どんなに旨いアイスがあっても、それだけで石垣島に行く人は居ないだろうから屁理屈だ。しかしこうしてネットで販売されているのだから不思議なものである。
この夢を乗せた石垣島ジェラードが注文してから2週間位して届いた。台風シーズンで船が確保されないからだという。販売する側も、物が物であるから発送するのに決断を要することだろう。実際に届いた時に古新聞に包まれていたドライアイスの少なさから察するに遠路はるばる届いた苦労が染み出ている。
一旦冷凍庫に入れて3時のおやつにと頂いたが、失敗談がある。実は普通のカップアイスを頂くようにして行き成りスプーンをカップ入りのジェラードに突き刺して食べたのだ。冷凍庫に入れてあったので固くなってしまったのを無理やり食べてしまった。それでもクリーミーでコクがあって、そのくせさっぱりとしていて石垣ならではの食材が引き出されている。美味しいものとはこういうものだと値段のこともすっかり忘れて食べ干して説明文を読んだ。そこには「10分ほど溶かして練り混ぜて食べると本来のジェラードの食感が味わえる旨のことが書いてあったのだ。
あわ天坊さんもいい所だが、このようにしてちょっぴり贅沢な大人のこだわりを体験してみた。石垣島で評判のジェラードの店は浜松出身の店長さんがやっている。御用とお急ぎでない方は
こちらを覗いてみよう。ブログも充実しているし、思わず大人のこだわりの世界にはまってしまうだろう。
さて話は変わるが前出の遠州夢倶楽部の三方原ポテトチップスも限定発売ということで終売の時期を迎えた。あと僅かの在庫を残すのみである最後の三方原ポテトチップスをお買い求め頂きたいと願っている。石垣島ジャラードとのコラボレーションも一考の余地がありそうだ。まずはもう一つ残った。石垣島ジャラードを練って混ぜ合わせ三方原ポテチといっしょに食べてみようと思っている。