
箱根の温泉テーマパーク、ユネッサンに行った。前記の初詣の続きだが昼食のバイキングと温泉に入る目的で予約をしておいた。
パンフレットにあるように中々広い施設で慣れないと利用の仕方が飲み込めない。
まず手首につけるバンドで管理がされる。このバンドをかざせばロッカールームも自動販売機の飲み物もマッサージもすべて記憶される。ICチップが埋め込まれているのだろうが現生時代に育った中高年世代は中々理解できず、結局ロッカーの鍵を開けて貴重品を預けただけの利用しか出来なかったようである。
中にはすぐに理解できて温泉気分を満喫した者もあったが多くが土産一つ買えずに帰ることになった。
さらに腕バンドの不具合もあったりして鍵が開かなかったりと散々なことになった。
最新の管理体制で新しい温泉リゾートを提供しているかも知れないが、やはり温泉地は硫黄で赤茶けたトタン屋根に湯煙が立ち昇る風情がいいと思った。
システムそのものに馴染めず利用者が減ればやがて経営状態に影響がでるかも知れない。新世代を温泉に引き付ける起爆剤になるか、中高年に見放されるか試金石に立っている温泉リゾートを体験してみて思った次第である。
理解できてうまく利用すれば安く楽しく遊べること請け合いの施設であることを述べておく。
ユネッサンで検索すればすぐにHPにたどり着くことができる。