
今日は特定健康診査の日だった。同時に胃がんの検査も受けたのでその時に飲んだバリウムが何時までも腹の中にいて落ち着かない日を送った。
さてこの特定健康診査なるものが、いわゆるメタボ検診といわれるもので厚労省の鳴り物入りで今年から始まったものだ。従来からの総合検診と何ら代わりがないのだが、役所の手続き上2つの封筒で時を隔てて送られて来たことによりトラブルが発生した。特定健康診査の用紙を持ってこない人は検診を受けられないと門前払いを食ったのだが、私もその一人だった。
この特定健康診査なるものは浜松市のすべての医療機関で受けることができるので、こういった別に封筒を送る配慮をしたのだろうが、これが混乱の元だった。さらに受付では他の医療機関で受けたかの確認もしないで門前払いをしたので帰られた人が半数におよんだのある。私の場合近いので特定健康診査の用紙を取りに行って受付を行った。お陰でいつものように待たされることなく検査を受けることが出来たのだが、やめてしまった人も多いのでは推測される。
要するに封筒の中身を確認して持ち物をチェックをして行けばよい筈だが、10数年同じようにやって来たからという惰性が失敗の元だった。主催者側も充分こういった勘違いを起す可能性を察知して対策をするべきだが、行政のスリム化なのか縦割りの弊害なのか対策ができていなかったことは否めないだろう。こうして折角のメタボ検診が受けられなくては何のための政策なのかが問われることになる。