
マルタヤさんのあんみつ豆を頂いた。このみつ豆、写真のとおり、あんとフルーツが別の容器に盛り付けられて上部に取り付けられている。しかも蜜は別のチュウブに用意されて、食べる時にそれぞれ混ぜ合わせるのである。
あんみつ豆自体滅多に食べたことが無いので他店のものを知らないのだが手の込んだ楽しみなお菓子だとつくづく思った。このようにして頂くと確かに新鮮さがあって美味しいこと、この上ない。もらい物なのでお値段の方は分からないので何とも言えないが、もう一度食べてみたくなるお菓子だと思った。
このあんみつ豆をなぜもらったかというと、パソコンのデスプレイが壊れたので使っていない私のデスプレイを一時貸してあげただけなのだが真に申し訳ないことだ。
私が小さかったころ"おだい様"の友達の家に行って始めてフルーツの入ったみつ豆を出されたことがある。その子のお母さんはさりげなく缶詰のみつ豆を取り出すと、ガラスの綺麗な器にバナナとあんを乗せて出してくれた。ゼリーと黒豆のみつ豆の缶詰だけの世界から急に食の文化を子供心に垣間見た瞬間だった。
この話、酔って昔の話に盛り上がる時、話をする私のノスタルジックなネタの一つだが、そんな話を知っていたのだろうか?贈られてその商品の価値以上に楽しませてくれた友人の嫁さんのセンスに頭が下がる思いがした。