いなさ湖の冬その2
いなさ湖の沿道の木々がすっかり葉を落とした。
今年は例年になく早くから寒さが訪れて紅葉の色合いも濃く楽しめたのだが、その分幕引きも早かったようだ。湖面を渡る風も冷たくて小さな波が立ち、寒さを印象付けていた。
2週間ぶりのいなさ湖だが、今日も人影もなく、とても静かだ。こうして、冬の間は寒く静かな湖畔の様相になる。
あと2週間もすれば正月で4日の日には川名のひよんどりが行われる。このいなさ湖に来る途中にある神社の伝統行事だが若い衆が禊として近くの川に入る。いなさ湖と同様の山間にある川の冷たさを湖の寒さと合わせて思うと、すごい伝統行事だとつくづく思う。