鈴なりのみかん

月光乾麺

2007年12月05日 20:25

 クラスター型のみかんがカウンターに飾ってあった。暮の慌しい中、常連客で賑わう和かな鮨のカウンターに写真のみかんが置いてあった。クラスターという言葉も市長の交代と共に過去のものになったように、久しく耳にしてない。今は一つの浜松に向って少しハンドルが切られたようだから余り使われなくなったのだろう。
 合併時ブドウの房のように合併される市町村のそれぞれの個性を尊重しつつ合併後の行政を進めて行くという意味で盛んに使われた言葉だったが懐かしいかぎりだ。
 このクラスター型のブドウと同じくして、みかんが1本の軸から鈴なりになっているのである。数えてみると7個もあって、くっつき合いながらも皆元気になっている。まるで7つの区でスタートした政令市浜松を見据えているような感じだ。