とんまく亭のそば

月光乾麺

2007年09月10日 20:44

 奥山高原のとんまく亭でざるそばを食べた。2時間ほどのハイキングは小腹も空く。丁度いい具合にとんまく亭の「うどん・そば」ののぼり旗が目に付いた。
 売店の横の階段を上がって中に入ると食券の自販機が置いてある。10種類ほどのメニューがあって、ざるそばを頼んだ。本当は暖かいそばがいいのだが暑い季節ということでまだメニューに無かったからだ。
 セルフ式になっているので食券をカウンターに置いてしばし待つ。お茶も水も自分でとって来るので山里のそば屋のホスピタリティーも何もかもあったものじゃない。と思いきや調理をする片手間に「山はどうだった?花は咲いていた?」と語りかけてくれる。何気ない話しかけに富幕山の良さを共感出来て、うれしくなった。
 そばはソーメンのように細くて腰がある。細いから、かつおだしの効いた麺つゆがよく乗る。キザミのりも細かく切ってあるので絡めて頂く。かみ締めるようにそばの香りと磯の香りを堪能しながら、もぐもぐと食べる。セットを頼んだので白いご飯がいっしょだが麺つゆをすすった後にご飯を含むと甘く感じられ、バランスよく食べれる。いい運動をした後にさらっと美味しく頂くには何よりのメニューだと思った。