どんぐり

月光乾麺

2007年09月04日 17:34

 いなさ湖畔の道ぐろにどんぐりの実が落ちていた。まだ実が青々としていたので、強風に吹かれて落ちたのだろう。
 今はきれいな帽子をかぶっているが、茶色になってくると、その帽子が取れるのだろうか?昔のことだが、そこに楊枝をさして独楽を作った。中心がが決まらず独楽が上手に回転しなかった。懐かしい思い出が蘇ってくる。
 帰ってインターネットで検索してみると、どんぐりについて色々説明がされていた。子供のころには「どんぐりころころ」と歌で親しんだ木の実だが縄文時代は主食だったとか、どういう木になるのがどんぐりと呼ばれるのかと言った風に知らない事だらけだった。
 どんぐりも他の木の実も地表に落ちて芽が出て成長の過程をたどるのはほんの僅かな確立だろう。ここは道ぐろだから芽が出ても車に引かれてしまう。また成長しても草と共に刈られてしまう。森林の中の条件が整った場合にのみ成長するのだろう。自然界の掟と言えばそれまでだが、一粒のどんぐりを見て思いを馳せた。