雲水2
雲水さんの2度目の托鉢がやって来た。今回は2人と小規模だ。しかもいつものように「ウォーーー」と大きな声を張り上げることなくお経を読んで通った。
ドスの効いた声は脳裏まで届きそうな迫力だった。こちらも負けじと100円の施しをしてご苦労様でしたと言ったのだが迫力では負けてしまった。
初夏の井伊谷の町を行く雲水と壁際に張ってあるジュリーのポスター。こういう構図がとってもローカル色豊かで気に入っている。
我が町井伊谷は奥山に総本山のある方広寺が近い関係で雲水さんがよく訪れる。経済優先の世情をよそに別な人生を送る修行僧が似合う町だとつくづく思う。