スイカズラと毒ウツギ

月光乾麺

2012年06月01日 18:35

 忍冬酒の元になるスイカズラの花がいなさ湖畔で見ることが出来る。

 今がその最盛期で丁度純白から金色に変わるところで新緑の中に映えて目を楽しませてくる。

 ところが、厄介者の毒ウツギも綺麗な実をつけているので要注意だ。スイカズラは蜜(みつ)を 子どもが吸って遊んだことから「吸葛」と なった、との説もあるように甘い蜜が花の奥に潜んでいるようだ。

 そんな生薬ととなり合わせでウツギが群生しているのも自然豊かないなさ湖のほとりなのだが、ウツギは空木と書くのをご存知だろうか?直英訳すれば今を時めくスカイツリー。あの艶やかな明かりの中にも魔性が潜んでいなければいいのだがと、東京へ東京へと草木のなびくのを僻んでいるのは私だけ?