手作りこんにゃくに挑戦してみた。畑にコンニャクイモが
育っていたので前から目をつけていた。茎や葉が枯れて
そろそろ芋を掘っても大丈夫の状態になった。
掘ってみると一つで1.5kもあった。泥をとって皮を贅沢に
剥いて1.3kまで減量した。
いよいよ開始。まず6個ほどに分けて下ろし金で摩り下ろす。
最近は薄いビニールのようなゴムのような手袋があって都合が
いい。まるで外科医が手術をするようだ。つるつるして中々
うまくいかない。20分ほど悪戦苦闘してすりあげる。ポイントは
摩り下ろしたいもはすぐに水の中に入れることだ。適量(3.9L)}
に鍋に張った水の中で下ろすような感じだ。空気に触れると固まってしまう。
いよいよ摩り下ろしたコンニャクイモを火にかける。15分ほど大きな
しゃもじでかき混ぜて満遍なく火が通って粘りが出てきたら小休止。
この間に消石灰を6gをお湯に解いて準備しておく。1時間ほどで
さめた状態でもう一度練り直す。15分ほどしっかり煉ったら、いよいよ
凝固剤を入れる。ここからは2人でやるほうが失敗がない。一人は少しずつ
凝固剤を流し込む。もう一人は練る。コンニャクイモがころころの
状態になるので、徹底的に練る。一番神経と体力を使うところだ。
いい粘り加減が確認されたらバットに流して表面からたたくようにして
満遍なく押し込む。手に水をつけてぺたぺたとたたく。もう素手でも
かゆくはならない。表面がつるつるになればその状態で放置する。
30分ほどで包丁を入れ茹で安い大きさにする。
1時間ほど茹で上げれば
出来上がり。水道の流し水でさらせばあくも抜けておいしくなる。
だいたいの目安で書いておく。
コンニャクイモ1.3k 消石灰6g(200mlのお湯で溶く)
水3.9L。
さあていつ食べようか? こんにゃ食う。