実り秋
川名路を走行していると稲尾穂が垂れ下がり、一面黄金色に染まっている小さな田を見つけることが出来る。多くの他の田んぼではまだこれ程黄色くなっていないので極早稲なのだろう。
よく見ると田んぼの周りを赤い線が通っている。猪よけの電柵なのだが、せっかくの実りを食い荒らされては元も子もない。案山子もすずめなどを追い払うのに一役買っているし、のどかな田園風景の中にも厳しい鳥獣との戦いの様子を見ることが出来る。おいしい山田の米はこうして作られるのかと思うと、是非とも前出の川名の五平餅を食べて見たくなる。