文芸引佐39号
文芸引佐の39号が届いた。昨年秋に依頼があって、恥ずかしながら投稿したものが載ったのだが其の謝礼の意味も含めて送られて来た次第だ。
こうして伝統ある文芸引佐に載ると言うことは大げさに言えば引佐の文壇の末席に連なったわけだ。もっとも出せば誰でも載るのだからそれほどの事はないのだが大変光栄なことだと思っている。さらに先輩の作品にも触れることができて嬉しく思っている。
文芸引佐の発行も回を重ねて39回になる。今度の浜松市との合併とそれに伴う行財政改革のあおりで今までのような補助金が少なくなるという。「がんばる応援事業」の中で取り上げて初めて補助金がつくようだが、旧引佐町時代とは雲泥の差があるようだ。これからは引佐から文学の火を消させないと言った強い意志がないと続けて行くことが困難になるだろう。
皆さんのお陰でこの熱意が伝わりこの度もりっぱな本に仕上げて頂いた。これからも長く続けていってほしいと思っている。病院の待合室や金融機関の窓口で目にすることがあったなら是非とも目を通してほしいと願っている。