風力発電の鳥瞰図

月光乾麺

2009年01月27日 17:41

 写真はこの度建設される風力発電の様子を描いた鳥瞰図だ。手前の建物が川名小学校、遠くの稜線から一際高く鉄塔がそびえ立っているのが判る。白い巨大なプロペラが夕日に染まり回転する様は壮観なものだろう。

 この建設に伴い機材が近々陸送される。関係者に尋ねたらまだ夜の搬送は行われていないようでドイツから届いたプロペラなどは浜名港に陸揚げされているとのことだ。因みに釣り人たちの注目をあびて港のぐろで出発を待っているのだそうだ。

 夜中の2時3時といえば草木も眠る”うしみつどき”そんな静かな夜に通る40mの機材の搬送をどんな様子か見て見たいものだ。今月下旬ごろからその陸送が行われるとの事だから走行中の皆さんはご注意願いたい。

 浜名港は新居町にある港だが、その昔宗良親王が当地井伊谷をめざし上陸をした橋本に近い。今切れが切れていなかったので太平洋側に上陸したのとは正確には違いはあるが、その地から三岳山を目指した事にどこか因縁を覚えるのは私の思い込みであろうか?

 ともあれこの風力発電が完成すると引佐町の景観も一変する。クリーンエネルギー補給地としての先進地な役割や観光資源として大いに注目をされるのではないだろうか。宗良親王が歴史の中に登場したように引佐町の近未来を予測する上でもビックなプロジェクトであることには違いない。そんな今に立ち会えることがうれしく思っている。