きらっと市場p30
きらっと市場が今年最後の市を開いて活況を呈していた。正月料理に腕を振るうため新鮮野菜を求めて来たのだろうか?お目当ての野菜が安価で手に入って喜ばれるお客様の顔を見るとこちらも嬉しくなる。
きらっと市場は地域の人たちの情報交換の場だ。近くの主婦の方が家で作った自慢のおせちのクロマメを差し入れてくれたのを食べながら歓談していた。私もご相伴に預かったが確かに美味く煮てある。さらに割れないでマメの原型を崩さないでいる。歓談の中に入って聞き耳を立てていると、きらっと市場のよさは新鮮野菜や手作り食品の良さも、もちろんだがこうして会話をしながら買いものが出来るという点にあるらしい。セルフ方式に慣れてしまって、忘れかけた商売のスタイルだ。
また車が行き交う道ぐろで「これちょうだい、あれちょうだい」って大声上げるのが新鮮な空気をいっぱいに吸えて健康の元であるとも話されていた。両方ともごもっともな話である。
このきらっと市場正月の間は井伊谷宮の鳥居をくぐった先の絵馬資料館前で店を開く。たい焼きやたこ焼きの露店商の人たちに場所を譲るためだ。前記事で紹介した井伊餅も限定発売するので是非初詣の際にはお買い求め願いたい。初詣のちょっとした土産にお奨めしたいオリジナル商品だ。