いなさ湖の秋パート5
晩秋のいなさ湖を訪れた。紅葉見物に行き交う国道257の混雑もいなさ人形劇まつりが終わると、いなさ路に冬の到来を告げるかのようにいつもの静かな国道に戻る。
いなさ湖畔は一足先に冬の装いを見せて、沿道の楓は葉をすっかり落とした。今日の湖面は一際静かで、午後にでも降り出しそうな雲と周囲の山々をくっきりと映していた。
逆さに写った観音山の自然の家がまるで竜宮のように湖の中に見えてとても神秘的だ。普段は風があったりして中々見られない風景を楽しむことができた。
あっと言う間に11月の後半、年末の行事がぼつぼつと入って来て、経つ日の早さに焦りを感じる今日この頃だ。静かな湖面を眺めていると中高年の、をじさんでもこんなセンチメンタルな気持ちになる。いなさ湖に本格的な冬が来る前に行ってみては如何かな。