ポテチの山

　写真は三方原ポテトチップスを扱っている卸問屋のものだ。パレットに乗せてそれをさらにうず高く積み上げている。
　すでに製造元では生産を終え、後はこの問屋さんを含めて流通段階にあるのみだ。まだあるあると思っても今までの勢いが持続すれば半月ほどで姿を消すだろう。
　今年は油等の値上げで価格も上げさせて頂いた。それにも関わらず三方原ポテトチップスの評判は上々で一部品切れ状態になった所もあったように聞く。人気の秘密はやはり、自然なそのままを貫いたことに尽きると思う。
　当店でもお陰さまで沢山の三方原ポテトチップスを買って頂いた。出来るだけ切らさないように努力はするが、やはり季節が変われば販売量も落ちて来る。この辺りの見極めが難しいのが季節商品の弱みだが、季節商品だからこそ売れるのである。
　欲をかかないように、切らさないようにと思案しながら今自家消費している。皆さんもこの夏の名残にもう一度三方原ポテトチップスを食してみてはどうだろう。