三方原ポテトチップスの秘密
三方原ポテトチップスが品切れになったので問屋さんに取りに行った。倉庫内を見渡すと山のような三方原ポテトチップスの箱箱箱。これからどこへ旅立つことやら、その行き先を何も語らずじっと待っている。
さて、倉庫の片隅には写真のような醜い、半分腐りかけた男爵芋が置いてある。これは製造元から返された三方原ポテトチップスの元になる男爵芋の不良品なのだ。このように一等品でなく、しかも腐りのない男爵芋を厳選して加工して三方原ポテトチップスになるのである。
梅雨空の下ジョッキ片手に一杯やりたいところだが、おつまみは是非とも三方原ポテチを食べて頂きたい。目を閉じれば広い台地に栽培された緑のじゃが芋畑と土の匂いがするようだ。